将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が6月3日、順位戦B級1組2回戦で、稲葉陽八段(32)と現在対局中だ。両者の対戦成績は、3勝1敗で藤井王位・棋聖がリード。最年少名人記録更新の夢をつなぐために、本局でも勝利を収められるか。戦型は角換わりになった。
【中継】順位戦 B級1組 藤井聡太王位・棋聖 対 稲葉陽八段
数々の最年少記録を樹立している藤井王位・棋聖にとって、最難関の記録と言われているのが、最年少名人だ。現在の記録は谷川浩司九段(59)が持つ21歳2カ月で、これをクリアするためには今期初参戦のB級1組で1期抜けを果たし、さらに来期、A級で名人挑戦権を獲得、そのまま名人奪取までしなくてはならない。13人の総当たりによるB級1組からA級への昇級枠は2人。勝敗数が並んだ場合は、前年成績をもとにした順位が優先されるが、藤井王位・棋聖は昇級したばかりのために11位からスタート。星のつぶし合いでは不利のため、全勝かそれに近い成績をあげることが必要だ。
5月31日には叡王戦本戦トーナメント2回戦で永瀬拓矢王座(28)と激戦を繰り広げたが、今週はハードスケジュール。2日空けて6日には、最年少でのタイトル防衛がかかったヒューリック杯棋聖戦五番勝負が開幕。渡辺明名人(棋王、王将、37)という最強の挑戦者を迎え撃つことになる。昨年の同時期も棋聖、王位の挑戦者になるなど、多忙な日々を送っていたが、今年もさらに周囲の期待を背に受けた戦いが続く。
持ち時間は各6時間で、先手は稲葉八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 天とじ丼+冷たいそば 稲葉陽八段 特製お好み焼き
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 5時間7分(消費53分) 稲葉陽八段 5時間34分(消費26分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)







