ついに出た、羽生ゾーン!「8三」の地点に羽生善治九段が香打ちで大盛り上がり/将棋・ABEMAトーナメント
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 これが世に聞く「羽生ゾーン」だ。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Cリーグ第3試合、チーム羽生とチーム木村の対戦が6月5日に放送された。この第6局で、羽生善治九段(50)は池永天志五段(28)と対戦。うまくペースをコントロールした羽生九段が勝利したが、この対局で羽生九段が8三の地点に香車を打つ手が出現。見守っていたチームメイトやファンが大盛り上がりになった。

【動画】激闘を戦い抜いた羽生九段

 この8三の地点、羽生九段がここに手を伸ばすと好手になることから「羽生ゾーン」と言われている場所。先手なら2三や8三、後手なら8七、2七にあたる。通常であれば、あまり好手が生まれにくい場所だが、羽生九段にかかればこれがガラリと変わることで、この名前がついたとされている。

 チーム羽生のサブネームである「in the ZONE」には、極限の集中力であるゾーン状態のほか、この羽生ゾーンになぞらえて、中村太地七段(33)が考えたもの。名付け親も、もちろんこの▲8三香という手には反応し、「ゾーン来ましたよ!羽生ゾーン!ついに来た」と興奮すると、佐藤紳哉七段(43)も「出た出た!来た来た!」と大喜び。ファンからも「もう指先が震えてる」「別名B面攻撃」「ゾーン来ましたか」と盛り上がっていた。

ついに出た、羽生ゾーン!「8三」の地点に羽生善治九段が香打ちで大盛り上がり/将棋・ABEMAトーナメント

 なお羽生九段は、続く第7局でも佐々木勇気七段(26)との対局に、劣勢の状況から驚異的な集中力と執念で逆転勝利。まさにゾーンに入った戦いぶりで、チームを予選突破に導いていた。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

恐縮しながらも魂の3連投
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チームメイトに勝利を報告する羽生九段
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若手・池永五段についても羽生九段はさらさら説明
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