プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Dリーグ・第2試合、チーム永瀬とチーム天彦の対戦が6月19日に放送される。前年優勝のチーム永瀬が、今大会初登場。永瀬拓矢王座(28)がメンバーの入れ替えがある中、どんな戦いぶりを披露するか。
【動画】第4回ABEMAトーナメント 予選Dリーグ 第二試合<チーム永瀬VSチーム天彦>
昨年、チーム永瀬は永瀬王座、藤井聡太王位・棋聖(18)、増田康宏六段(23)の3人でチームを結成。優勝候補の筆頭に挙げられると、その前評判通りの力を発揮し、見事に団体戦初代王者に輝いた。今年は藤井王位・棋聖が自らリーダーとなったことでライバルに。ドラフトで永瀬王座は増田六段に続いてベテラン屋敷伸之九段(49)を指名した。
対するチーム天彦は、佐藤天彦九段(33)をリーダーとし和気藹々としたムードで戦っているものの、第1試合ではチーム広瀬にスコア2-5で敗戦。この試合を落とせばその時点で予選敗退が決定。本戦出場を目指すなら5-2以上での勝利を目指したい。
事前に行われたファンによる勝敗予想には約1300票が集まり、チーム永瀬が80.7%と圧倒的な指示を受けた。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)