“絶対に負けない”永瀬拓矢王座、鉄壁の「金の三重塔」に女流棋士も「笑いが出てきちゃう堅さ」 将棋 2021/06/22 11:07 拡大する 絶対に負けない意思の強さが、鉄壁の守りとなった現れた。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Dリーグ第2試合、チーム永瀬とチーム天彦の対戦が6月19日に放送されたが、この第4局で永瀬拓矢王座(28)と佐藤天彦九段(33)のリーダー対決が実現。優勢のまま終盤を迎えた永瀬王座が、自陣に金3枚を縦に並べる徹底的な守備を見せ相手の戦意を喪失させた。【動画】激戦を制した永瀬拓矢王座 永瀬王座は将棋に対するストイックな姿勢とともに、勝敗についても「負けない将棋」に徹底することで知られ、千日手・持将棋もいとわないことで有名な棋士。勝勢になっても、一気に踏み込んで切り捨てるよりも、より勝利を確実にする「辛い手」を選択することも多いが、この一局でもその持ち味が存分に見られた。 続きを読む