豊島将之竜王が封じ手 藤井聡太王位と難解な端の攻め合い 形勢はほぼ互角で2日目へ/将棋・王位戦七番勝負 将棋藤井聡太,豊島将之 2021/06/29 18:15 拡大する 将棋のお~いお茶杯七番勝負第1局が6月29日、愛知県名古屋市「名古屋能楽堂」で行われ、挑戦者の豊島将之竜王(叡王、31)が48手目を封じ手とし1日目を終了した。翌30日の午前9時ごろに封じ手が開封され、藤井聡太王位(棋聖、18)の手番で再開する。封じ手時点での形勢は、ほぼ互角と見られている。【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第一局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王 藤井王位は、開催中のヒューリック杯棋聖戦五番勝負に続き、2つ目のタイトル防衛戦。過去1勝6敗と負け越している豊島竜王が挑戦者となり、最大の敵を迎えることになっている。叡王戦では挑戦者にもなっており、豊島竜王とはこの一局を皮切りに、2つの番勝負で最大12局を指す“十二番勝負”が繰り広げられる。注目の第1局は、相掛かりの出だしに。互いに相手の端攻めを受けず際どい攻防が1日目から繰り広げられている。 続きを読む