豊島将之竜王が封じ手 藤井聡太王位と難解な端の攻め合い 形勢はほぼ互角で2日目へ/将棋・王位戦七番勝負
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 将棋のお~いお茶杯七番勝負第1局が6月29日、愛知県名古屋市「名古屋能楽堂」で行われ、挑戦者の豊島将之竜王(叡王、31)が48手目を封じ手とし1日目を終了した。翌30日の午前9時ごろに封じ手が開封され、藤井聡太王位(棋聖、18)の手番で再開する。封じ手時点での形勢は、ほぼ互角と見られている。

【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第一局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王

 藤井王位は、開催中のヒューリック杯棋聖戦五番勝負に続き、2つ目のタイトル防衛戦。過去1勝6敗と負け越している豊島竜王が挑戦者となり、最大の敵を迎えることになっている。叡王戦では挑戦者にもなっており、豊島竜王とはこの一局を皮切りに、2つの番勝負で最大12局を指す“十二番勝負”が繰り広げられる。注目の第1局は、相掛かりの出だしに。互いに相手の端攻めを受けず際どい攻防が1日目から繰り広げられている。

 現在、タイトルホルダーは渡辺明名人(棋王、王将、37)、豊島竜王、藤井王位(棋聖)、永瀬拓矢王座(28)の4人で「4強」とも呼ばれているが、タイトルホルダー同士での番勝負も増えており、直接対決により奪い合いは今後も増えそうだ。

 持ち時間は各8時間の2日制で、振り駒の結果、先手は藤井王位。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わり、最終第7局まで進んだ場合は、再度振り駒で決める。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【封じ手時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 3時間58分(消費4時間2分) 豊島将之竜王 4時間44分(消費3時間16分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第一局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
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第62期 王位戦 七番勝負 第一局 1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
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