プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Eリーグ・第2試合、チーム渡辺とチーム斎藤の対戦が7月10日に放送される。5つの予選リーグに3チームずつ分かれて行われているが、最後の15チーム目として登場するのが、昨年準優勝のチーム渡辺。優勝に向けて、どんな試合運びを見せるか。
【動画】第4回ABEMAトーナメント予選Eリーグ 第二試合<チーム渡辺VSチーム斎藤>
チーム渡辺は、リーダーの渡辺明名人(棋王、王将、37)が、前回大会でも指名した所司一門の弟弟子・近藤誠也七段(24)を今年も指名。2巡目にはプライベートでも仲がいい戸辺誠七段(24)を指名した。気心知れた3人だけに、作戦会議もスムーズに進みそうだ。
チーム斎藤は、初戦となったエントリーチームとの試合をスコア5-2で勝利。この試合では、3勝以上挙げれば、仮にトータルで敗れても予選通過が決まる。斎藤慎太郎八段(28)を筆頭に、村山慈明七段(37)、都成竜馬七段(31)と全員が勝利した第1試合に続いて、この試合でも爽やかイケメン三人衆の笑顔が見られるか。
熱戦必至のカードだが、事前に行われたアンケートでは約1500人のファンが回答し、チーム渡辺の勝利を予想するファンが58.7%だった。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)