中学生でのプロデビューから、5年近くが経った藤井聡太王位・棋聖(18)。今やタイトル二冠、通算3期の実績で押しも押されもせぬトップ棋士の仲間入りを果たしている。タイトル戦での和服姿も板についてきたと言われ始めているが、棋士の間でも変化が見て取れているのが、その対局姿勢だ。7月10日に行われた竜王戦挑戦者決定トーナメント、山崎隆之八段(40)との一戦でも、風格すら漂う姿に解説棋士からも「気持ちが態度に見えなくなった」との指摘があった。