400年以上の歴史を誇る将棋だが、プロの対戦でこんな極端な場面があっただろうか。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Eリーグ第2試合、チーム渡辺とチーム斎藤の対戦が7月11日に放送されたが、この第6局でチーム渡辺・近藤誠也七段(24)とチーム斎藤・都成竜馬七段(31)が対戦。中盤から終盤にかけて都成七段が9筋に香車3枚・飛車1枚を並べる、破壊力十分の“4段ロケット”を完成させた。