<大相撲七月場所>◇十日目◇13日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
前頭十枚目・照強(伊勢ヶ濱)が前頭十四枚目・大奄美(追手風)を素早い動きで翻弄し、押し出しで下して5勝目を挙げた。華麗なフェイントに視聴者からは「さすが策士」「作戦勝ち!」といった声が続々と寄せられた。
身長169センチの小兵ながら持ち前のバランス感覚とスピードを活かした相撲内容で技巧派として知られている照強。大奄美と対戦した十日目の取組では、立ち合いで八艘飛びをするようにふわりと上体を起こしたものの、すぐに向きを変え下に潜り込んで相手の左足を奪取。バランスを崩した大奄美はなすすべもなくよろめき、そのまま照強が鋭く前に出て押し出しを決め勝ち星を挙げた。敗れた大奄美は今場所負け越しとなる8敗目を喫した。
“高速フェイント”で相手を翻弄した照強の取組に、ABEMAで解説を務めた元小結の旭道山は「わかっているんですけど、やっぱりこうきたか。大奄美さんはかましていきたかったんですけど、立ち合い変わり気味の足取り。ここをよく取れた」と照強の戦略を評価。「やっぱり撹乱された、翻弄されたというのがありますね。右に変わり気味に足を取って、取れなくなって押していく。変化が激しいですね、照強さん」と語った。
立ち合い直後にすかさず足を取った照強に、視聴者からは「うまかった」「さすが策士やね」「これは素晴らしい」「作戦勝ち!」といったコメントが相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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