<大相撲七月場所>◇千秋楽◇18日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
前頭十三枚目・宇良(木瀬)が、前頭七枚目・千代翔馬(九重)を押し出しで下し、21場所ぶりの再入幕を10勝5敗で終えた。
仕切り線から離れて立ち合う戦略を取った宇良だが、両者腕を真っ直ぐ出し合って押し合う状況に。ここから千代翔馬がアッパー気味に強烈な2発の張り手を繰り出し、館内にも「バチーン」と大きな音が響き渡った。
力士によっては、激しい張り手を食らうと頭に血が上り、ボクシングばりの張り手合戦になることもある。ただそこは度重なるけがに耐え再入幕を果たした宇良だけに、ここでもぐっとこらえて反撃。押し出しで勝利した後は、しばらく土俵に両手をついて休む仕草も見せた。
ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上は、「張り手というよりアッパーですね」と千代翔馬の張り手について解説。宇良が一時的に脳震盪を起こしていると指摘した上で「冷静でした。我慢して下から下から、心を落ち着かせて前に出た」と、取り口を高く評価していた。一方、視聴者からは「強烈なオープンパンチ」「下からの張り手は危険」と、その取り口について疑問の声も見られていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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