羽生善治九段、人生初の作務衣で座禅「座ってスッキリ」ファンは「叩かれている羽生さん、初めて見た!」とびっくり
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 将棋界のスーパースターにも、まだ経験したことがないものがあった。羽生善治九段(50)が参戦しているプロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の本戦に向けて、チーム羽生の中村太地七段(33)、佐藤紳哉七段(43)と動画を収録。メンタル強化を目的に都内の寺で座禅を組むことになった。タイトル戦などでは、これまで何度も和服姿を見せてきたレジェンドだが、作務衣も座禅も初体験。「座ってスッキリした」という一方、住職に叩かれる警策には「音があまりに強く激しかったんで、冷静さを欠いてしまいました」と笑って明かす一幕があった。

【動画】羽生善治九段、作務衣で座禅 警策で打たれる

 チーム羽生は予選リーグで3チームが勝敗数、得失点差で全く並ぶという大激戦から勝ち上がってきた。負ければ予選敗退という危機で、最後に貴重な1勝を挙げたのが羽生九段で、その精神力はタイトル通算99期をはじめ、数々の大記録を打ち立てたことからも折り紙付きだ。それでも本戦からは負ければ終了のトーナメントだけに、さらに気合を高めようと3人で都内の寺へと向かった。

 スーツ姿で訪れた3人だったが、座禅を組む前にまずは作務衣に着替えることに。「初めて着ましたけど、結構着心地がいいものですね。和服を着ることはあっても、作務衣は着ることがなかったので、何かすごく新鮮な気持ちになりました」と微笑んだ。

 住職から座禅の心得と基本の姿勢を教わった羽生九段だが、右と左、交互に足をひざの上に乗せる姿勢には「できない、すいません(笑)」と、即“投了”。それでも無理のない姿勢で構わないと伝えられると、足を組み、静かに視線を落として心を落ち着かせた。「座っていてスッキリしたというか、頭の中にかかっていたもやが取れたような感じがしました」と、初体験の座禅に好印象だったが「冷静さを欠いた」というのが警策だ。

羽生善治九段、人生初の作務衣で座禅「座ってスッキリ」ファンは「叩かれている羽生さん、初めて見た!」とびっくり

 3人並んで座っていたところ、最初に警策を受けたのが佐藤七段。本人が「もうちょっと優しく叩いてくれるのかと思ってた」と振り返るほど、バシッと豪快な音で肩口付近を叩かれた。これを真横で聞いていたのが羽生九段だ。「最初は何か、あまり何も考えずに、無になっていくというようなつもりでいたんですけど、隣で佐藤さんが警策を受けた時の音が、あまりにも強くて激しかったんで、ちょっとそこで恐怖を覚えました。音がすごかったですよね」と、苦笑いしっぱなしになった。中村七段も「めちゃくちゃ痛くなかったですか。思っていたものの3倍くらい」と続くと、羽生九段は「痛さは感じなかったんですけど、すごくいい音が出るもんで(笑)。将棋の手つきのパチンという音の何倍もいい音」と驚いていた。

 国民栄誉賞にも選ばれた羽生九段の作務衣で座禅、さらには警策で打たれる姿にはファンも驚きの連続。「羽生さんの作務衣姿素敵」「叩かれてる羽生さん初めて見た」「人間国宝級の羽生さんの肩叩くの、お寺の方も緊張するやろ」と様々な声が寄せられていた。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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