元気な若手棋士も昆虫食には投了寸前 口元まで運んでから11連続“待った”「見なければいける」
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 その一口が、なかなか運べない…将棋の服部慎一郎四段(21)が番組企画で昆虫食に挑戦し、口元まで持っていきながら何度もためらうハプニングが起こった。

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 服部四段は、プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」にチーム糸谷のメンバーとして参戦。リーダー糸谷哲郎八段(32)、山崎隆之八段(40)という3人組で独創的な将棋を展開、予選を勝ち抜き本戦トーナメント出場を決めていた。

 本戦に向けてさらにチームワークを高めようと3人が向かったのが、ジビエや昆虫食を振る舞う飲食店。企画としてはスイーツや珍味が好きな糸谷八段を労うべく、ゲテモノ料理と、山崎八段・服部四段の手作りケーキでもてなす、というものだった。

 無事にケーキまで終え、これで終了と思われたところで糸谷八段が「食べたいと言っていたので」と2人に対して、まさかの反撃。昆虫食としては有名なミルワームを注文した。出てきた瞬間は絶句したが、山崎八段は比較的早く覚悟を決めて一口飲み込んだ。「最初、スナック的で、後に、なんか虫感が…」となんとも言えない表情ながらクリアしたものの、大変だったのは服部四段だ。過去には道端で漫才をしたこともあるほど明るい性格の持ち主だったが、思わぬ大敵を前に箸を口元まで持っていっても、あとちょっとが進まない。「食べよう!」「いや待て!」という葛藤で、繰り返した“待った”は実に11回。最後は軽く目をつぶりながら、なんとか口に含んだ。

元気な若手棋士も昆虫食には投了寸前 口元まで運んでから11連続“待った”「見なければいける」
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 味については「カリカリしますね。見なければいけます」と見た目よりは平気だった様子。昆虫食との激闘にはファンから「おもしろすぎる」「服部四段、かわいすぎ」など、多くの声が寄せられていた。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。

ABEMA/将棋チャンネルより)

座禅を組んで精神統一
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昆虫の味も早見え
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なかなか思いきれない服部四段
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