将棋界のエンターテイナー佐藤紳哉七段(43)が、棋士たちも頭を悩ませる「封じ手」予想に、持ち前のかつら芸で挑戦だ。7月21日に行われたお~いお茶杯王位戦七番勝負の第3局で、ABEMAの解説を務めた佐藤七段は、1日目が終了したところで「当たるんです」と、自分のかつらを使った占いを敢行。自信満々で予想をしてみせた。
【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第三局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
佐藤七段は、大盤解説やイベントなどの際、桂馬に引っ掛けてかつらを取るパフォーマンスで有名な棋士。藤井聡太王位(棋聖、19)と豊島将之竜王(叡王、31)による一局について、午前中から真剣に解説をし続けていた。
ついに本領を発揮したのは、封じ手がされてから。聞き手の宮宗紫野女流二段(33)に対して「外したことがない」という、かつら占いで封じ手を予想すると宣言。「次の一手を占います!」と声を張ると、両手ですっとかつらを外し、神妙な面持ちで裏側を「おー!おー!」と言いながら確認し始めた。「わかりました。真ん中のあたりが動いているので、中央なんですよ。光っているところも感じるので。△5四銀です」。
これには宮宗女流二段も困惑気味に「…はい…はい(笑)」と、なんとか反応。「すごく貴重なものを…明日の朝に注目ですね」と、笑いをこらえながらも番組を進めていったが、視聴者からは「声震えてんじゃんw」「しのさんリアクション困るw」といったコメントも寄せられていた。はたしてかつら占い、見事当たるか、それともかつらのように外れるか。
(ABEMA/将棋チャンネルより)