【米大リーグ】エンゼルス-ロッキーズ(7月26日・日本時間27日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、投手として7回にロッキーズのヌネスを空振り三振に仕留め、今季の奪三振数を100まで伸ばした。大谷は、打者としても7回までに115三振を喫しており、投打の“二刀流”でなければ達成できない「投手で100奪三振・打者で100三振」を達成した。
国内でも日本ハム在籍時に二刀流として活躍していた大谷は、2015年に投手として196奪三振をマークしたことがあるが、打者としては2016年の98三振が最多。同一年で「100奪三振・100三振」を記録したことは一度もなかった。
メジャー入り後は投手としては、今季が初の100奪三振クリア。打者としては2018年(102三振)、2019年(110三振)を喫していたが、マドン監督の方針もあり、可能な限りオフを作らず試合に出続けたことで打席数も飛躍的に増加。三振を恐れずフルスイングする大谷のスタイルも重なり、二刀流ならではの新たな記録が生まれることになった。
先発投手として中6日で登板している大谷が、今季先発するチャンスはこのペースで行けば8~10試合程度。打者としても出場を続けていけば「150奪三振・150三振」も十分達成可能な数字だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)