頼れる誠也!近藤誠也七段、快勝でチームの連敗をストップ/将棋・ABEMAトーナメント 将棋渡辺明,永瀬拓矢 2021/08/07 19:21 拡大する プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント2回戦第1試合、チーム渡辺とチーム永瀬の対戦が8月7日に生放送され、第3局でチーム渡辺の近藤誠也七段(25)がチーム永瀬の屋敷伸之九段(49)に108手で勝利、チーム初勝利を挙げ、連敗を「2」で止めた。【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム渡辺VSチーム永瀬 第1局で渡辺明名人(棋王、王将、37)、第2局で戸辺誠七段(35)と先輩棋士が相次いで敗れ、「少しピンチな状況」と嫌な流れを感じながら盤に向かった近藤七段だったが、いざ対局が始まれば、屋敷九段の攻めに対して真正面から攻めを選択する、激しい攻め合いに。矢倉の出だしから急戦調で積極的に前に出ると、中盤からは有利、さらには優勢に。自玉の堅さも活かしながら、思い切った指し手を続け、実績十分のベテランに粘り暇を与えなかった。対局後には「我が道を行く展開で、かなり怖かったです。行けそうと思っていましたが、読み切れていたわけではなかったです」と、大駒を切り飛ばした決断を振り返っていた。 続きを読む