【米大リーグ】ドジャース5-3エンゼルス(8月7日・日本時間8日 ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が3-3と同点の場面で迎えた8回表、2死一、二塁のチャンスに代打で登場したが、ドジャースの“豪腕”グラテロルの前に三振を喫した。
蓄積した疲労も考慮して昨日から2日連続でベンチスタートとなった大谷。3-3で迎えた8回表、5番・スズキと6番・アデルが出塁して2死一、二塁、一打出れば勝ち越しという絶好の場面で、代打で出場した。相手中継ぎのグラテロルは、100マイル(160km)を超える速球、シンカーを武器とし、“バズーカ”のニックネームでも呼ばれている豪腕だ。
初球、変化球が内角低めに決まると、2球目の100マイルの速球は高めに外れボール。3球目の変化球はボール1個分内側に外れたように見えたが、ストライクがコールされると大谷は小さく首を横に振る場面も。4球目、101マイルの速球をファールとしたが、続く102マイルの速球にバットは空を切った。
大谷は直近8試合で27打数4安打、打率.148とスランプに陥っているが、ホームラン37本は依然トップ。この打席でも大谷にホームランを期待する歓声が上がっていたが、打ち取ったグラテロルは胸を叩いて雄叫びをあげ、全身で喜びをあらわにしていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)