【米大リーグ】ドジャース8-2エンゼルス(8月8日・日本時間9日 ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム)
疲労による打撃不振から多くのファンが大谷の状態を心配する中、そんなファンの不安を吹き飛ばすシーンが見られ「ニコ谷が見れて嬉しい」「笑顔で安心した」「陽気なオオタニサン」など安堵の声がファンの間で広がっている。
エンゼルス・大谷翔平投手が敵地で行われたドジャース戦、2-8と6点を追う8回に2死ランナー二塁、三塁と反撃のチャンスで代打で登場。スタジアムからは復調の兆しとなる11試合ぶり38号を期待する歓声が上がったが、ドジャース左腕・ブルールとの対戦は四球に。2死満塁と後続に繋いだ大谷だったが、9番・メイフィールドは投ゴロに倒れ追加点はならなかった。9回も三者凡退に終わったエンゼルスは勝率5割に逆戻りとなる痛い敗戦を喫した。
そんな中、大谷ファンにとっては明るい兆しもあった。代打で出場した後、8回裏に大谷がライトの守備へ就いたのだ。さらに大谷の守備機会中、“大谷カメラ”が登場。大谷の一挙手一投足をとらえ続けると、ABEMAの視聴者は「大谷ワイプ」「視聴者に優しい」「見せ谷さん」など大興奮。中には「スター待遇すぎてw」「すごいな…愛されてる」などといった声まで聞かれた。
この回はエンゼルスのセルマンがドジャース打線を三者凡退に抑える好投を見せたが、その直後、問題のシーンが現地映像に映し出された。一塁ベンチに戻る大谷が、センターを守るマーシュと合流すると、ニコニコ笑顔を浮かべて言葉を交わしながら並走。いつもと変わらない大谷の笑顔に「陽気なオオタニサン」「ニコ谷が見れて嬉しい」「笑顔で安心した」など安堵の声が殺到した。
マドン監督の配慮によりDH制の無いドジャースとの3連戦は代打待機だった大谷。その間に本塁打王を争うゲレロJr.(ブルージェイズ)は35号2ランを放ち、大谷との差を「2」に縮め、打点も87まで伸ばしている(大谷は82打点)。10日(同11日)からは、ブルージェイズとの4連戦が待ち受けており、12日(同13日)には投手としてゲレロJr.との直接対決も予定されている。休養明けの大谷にとっては投打“二刀流”での打撃二冠という偉業達成に向けて、後半戦一つの正念場を迎えることになる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)