【米大リーグ】エンゼルス-ブルージェイズ(8月11日・日本時間12日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、第1打席はライトへの大きなフライに倒れたが、早速地元ファンはホームランを期待して、大きな歓声を送った。
8月に入っての10試合が27打数3安打、打率.111と低迷する大谷だが、マドン監督は前日10日(同11日)のダブルヘッダー2試合目から、大谷を従来の「2番・DH」ではなく「1番・DH」に変更。相手投手の警戒からボールが先行し、四球も多いという状況を打破しようと、2番に好調のフレッチャーを置いて、大谷との勝負を避けにくくする狙いだ。大谷は今季16個の盗塁も決めており、相手チームにとっては大谷との勝負を避けたくても、出塁させれば失点リスクも高くなる。
投手としては先発の柱として6勝を挙げているが、打者としては両リーグトップの37本塁打、4位の82打点と、打撃二冠も十分狙える位置にいる。ライバルであるゲレロJr.(35本・88打点)との直接対決で奮起し、復調のきっかけを掴むことができるか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)