【米大リーグ】エンゼルス2-10ブルージェイズ(8月11日・日本時間12日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で出場したブルージェイズ戦で、チームメイトのアデルのバットがすっぽ抜けてフェアグラウンドに飛んでいくという珍事が発生。「飛ばした!」「パワーあるな」とファンが盛り上がる一幕があった。
5点ビハインドで迎えた7回のエンゼルスの先頭は、この日マルチヒットを記録していた8番・アデル。力投を続けるブルージェイズの先発・マノアの2球目、シュート回転でインコースに食い込む93マイル(約149.6キロ)を強引に打ちに行くも、打球はバットの根元に当たりファウルゾーンへ。一方、衝撃でグリップが緩んだことでバットはアデルの両手を離れ、豪快に回転しながら三塁方向へと飛んでいってしまった。
打球はファウルながらバットがフェアグラウンドに飛ぶというデンジャラスなシーンに、エンゼル・スタジアムの観客は一時騒然。リプレー映像では当のアデルもびっくりしたような表情でバットの行方を見守り、空っぽになった両手で頭を抱えていた。
このシーンは日本の視聴者からも注目を集め、ABEMAの中継のコメント欄には「飛ばした!」「ひえっ」「あっぶな」「こええ」「手ビリビリきそう」「しびれてるやろな」といった感想が続出。バットの“飛距離”がなかなかのものだったことから、一部のファンからは「アデル豪快」「パワーあるな」という声も寄せられた。なお、どん詰まりのファールで失われたグリップ力が戻っていなかったのか、同打席でアデルは空振り三振に倒れている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)