【米大リーグ】タイガース-エンゼルス(8月18日・日本時間19日 デトロイト/コメリカ・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手がタイガース戦に「1番・投手」で先発出場。初回に1死一・二塁のピンチを招くも、ライトのアデルとショートのホセ・イグレシアスの好守備に救われ「よっしゃ!」と喜びを爆発させた。
投手として直近5試合で4勝、その間に計32イニングを投げて29奪三振、防御率1.69と絶好調の大谷。シーズンを通じてもこの試合まで防御率2.93で7勝1敗と、ベーブ・ルース以来となる二桁勝利と二桁本塁打の同時達成も現実味を帯びてきている。そんな大谷をアシストするように、エンゼルスは初回に4番・アップトンの17号2ランで先制。大谷は大きな援護をもらって立ち上がりのマウンドに向かった。
先頭のグロスマンから三振を奪うも、続くスコープ、さらに通算500本塁打に王手をかけているミゲル・カブレラに連続ヒットを打たれ、1死一・二塁のピンチを招いた大谷。迎えた4番・カンデラリオのライトフライにアデルが追いつくと、くるっと体を回してサードに鋭いボールを送る。この送球をカットしたショートのホセ・イグレシアスは、タッチアップの構えを見せて飛び出していたスコープにすかさずタッチ。必死の帰塁を許さず、ピンチを一気に切り抜ける価値あるダブルプレーが成立した。
タッチアウトになったスコープが呆然とした表情を浮かべたのとは対照的に、ベンチに戻りながら「よっしゃ!」と言わんばかりに吠えた大谷。さらにグラブを掲げて「ブラボー!」と守備陣の好プレーを称える仕草を見せると、ファンからも「アデル神」「なんて肩だ」「イグちゃんナイスアシスト」「守備に助けられた」「超ファインプレー」と称賛のコメントが続々と寄せられた。大谷は4回を投げ終え無失点、チームは2-0でリードしている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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