「危ない!」大谷翔平ヒヤリ…自軍ベンチをファウルボールが強襲、咄嗟の声出しもファン「あのボールを打つのは無理」白旗モード
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【米大リーグ】インディアンス5-1エンゼルス(8月21日・日本時間22日 クリーブランド/プログレッシブ・フィールド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。イ軍先発右腕・マッケンジーの前に3打席連続の空振り三振を喫するなど、4打数無安打3三振と精彩を欠き、自身の連続安打は4でストップ。チームも同一カード連敗を喫した。そんな大谷のきょうの打席内容を象徴するかのようなシーンが6回の第3打席に見られ、ファンからは「あのボールを打つのは無理」など諦めの声、さらに「相手ピッチャーを褒めるべき」などの反響が寄せられた。

【映像】「危ない!」思わす叫んだ大谷

 6回表2アウトから大谷との3回目の対決を迎えたマッケンジーはここまで69球。この日の大谷はマッケンジーの伸びのあるコーナーをつくストレートに加え、切れのあるカーブに苦しみ2打席連続三振に倒れていた。

 その初球、88マイル(約141キロ)のカーブが鋭くインコースに食い込んでくると、体をやや開きながら軸を回転させた大谷。辛うじてバットでとらえたものの、打球はバウンドしながら自軍の一塁側ベンチへ飛び込んでいった。

「危ない!」

 打球の行く先を確認した大谷は即座に叫んで注意喚起を行ったが、打球は誰に当たることもなく事なきを得た。しかし、続く2球目はアウトコースいっぱいをつく95マイル(約152キロ)の真っすぐ。これを見送った大谷は球審の「ストライク」のコールに対して何度か首を横に振って一定の意思表示を行う場面も。

 その後、3球目の真っすぐでインコースをつかれ、体を起こされた大谷は、4球目のカーブが低めにコントロールされると自らのスイングをさせてもらえず、3打席連続三振を喫した。

「危ない!」大谷翔平ヒヤリ…自軍ベンチをファウルボールが強襲、咄嗟の声出しもファン「あのボールを打つのは無理」白旗モード
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 この日、ファンを驚かせるイ軍の投手がもう一人いた。それは9回にマウンドに上がり大谷と対戦したクローザーのエマニュエル・クラッセ。100マイルを軽く超える真っすぐと球速差の少ない高速のカットボールを武器に今シーズンここまで52試合に登板し、防御率は1.61。ABEMAで解説を務めたMLB事情に精通するオカモト"MOBY"タクヤ氏も「カッターが一番多く、平均球速が100.1マイル(約161キロ)ですからね」とその凄さに言及。

 注目の初球はアウトコースへの101マイル(約163キロ)で1ストライク。2球目は真ん中からストンと落ちる93マイル(約150キロ)のスライダーに大谷のバットが空を切る。2球で2ストライクに追い込まれた大谷は最後インコースの101マイルに詰まらされ二ゴロに倒れた。

 マッケンジーとの3度目の対戦では「あのボールを打つのは無理」などといった声が上がっていたが、クラッセとの第4打席でも「100超えてコントロールあるとか無理」「変化ヤバすぎ」「バケモノ」といった声が多数聞かれていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】「危ない!」思わす叫んだ大谷
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大谷翔平、失意の新人左腕に“ただ一人”歩み寄って背中“ポン” 何気ない振る舞いに「優しいオオタニサン」「労いタッチ」称賛の声 【ABEMA TIMES】
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【映像】称賛を浴びた大谷翔平の振る舞い
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