【米大リーグ】エンゼルス－レンジャーズ（9月3日・日本時間4日 アナハイム／エンゼル・スタジアム）
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場したが、投手として立ち上がりの1回にいきなりアクシデントに見舞われた。2死一塁から、レンジャーズの4番・ロウの強烈なピッチャーゴロが、大谷の右手親指付近を直撃。投手としての命でもある右手の親指だけに、球場のファンからは試合開始早々に騒然となった。
大谷は今季20試合目の登板。チームトップの9勝目を狙うべく、今季3試合に登板し2勝を挙げている相性のいいレンジャーズを相手に、上々の立ち上がりになると見られていた。2アウトまで簡単に取った後、三塁への内野安打を許すと迎えた4番ロウに投じた5球目が大谷に向かって鋭く飛ぶ打球に。グラブも出したものの、打球は右手の方向に跳ね上がり、結果として右手の親指付近を直撃することになった。すぐにボールを拾って一塁に送球したものの、結果は内野安打に。ただ、その後も時折手を気にする仕草はしたものの、投球を続けており、大事には至らなかった模様だ。
大谷は過去にベンチにいた際、ファウルボールを避けようとして同じ右手の親指を痛めたことがある。また8月28日（同29日）には相手の投球を右手首に受けるなど、右手付近にボールを受けることが増えており、チーム関係者もファンも心配の種だ。
既にMVPも当確と言われる中、無事に残りの試合を消化してほしいと思うファンからは、「あぶない」「痛い！」「また指に当たった」「大丈夫なのか？」「手にもろに当たってるじゃん」と、心配の声が殺到していた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
