【米大リーグ】エンゼルス4-1レンジャーズ(9月4日・日本時間5日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でレンジャーズ戦に先発出場。1-0と1点リードで迎えた6回の第3打席、レンジャーズ先発左腕のアラードから4試合ぶりとなる43号特大3ランを放つなど、4打数2安打3打点1得点でチームの勝利に貢献。その一方、打った瞬間にそれと分かる飛距離約130メートルの豪快な一撃とは対照的に、ホームイン後のあっさりとした大谷の様子を見た一部のファンからは「何か足りない…イギーが足りない…」「やっぱり寂しい」など、熱烈なセレブレーションでお馴染みも、3日(同4日)の試合前にチームを放出されたホセ・イグレシアス内野手の存在を惜しむ声が改めて多く聞かれた。
6回の第3打席、ランナーを一、二塁に置いて打席に入った大谷。その初球、88マイル(約142キロ)の甘く入ったボールを振り抜くと、高々と舞い上がったボールは右中間スタンドに突き刺さった。打球初速度107.2マイル(173キロ)、打球角度31度、飛距離426フィート(130メートル)の完璧な一撃だった。
打った瞬間に本塁打を確信した大谷は悠々とダイヤモンドを一周。先にホームを踏んだレンヒフォ、フレッチャーに続いて4点目となるホームを踏んだ。その後、レンヒフォらとタッチをかわした大谷は、そのままベンチへ。ナインの祝福を受けた大谷だったが、イグレシアスの熱烈な歓迎ぶりに見慣れてしまったABEMAのファンからは「何か足りない…イギーが足りない…」「やっぱり寂しい」「イギーに捧げる一発」などの声が多く寄せられた。
なお今季、本拠地では25本目となる一発は球団新記録。この日の大谷の打席は左フライ、一ゴロ、右本塁打、右安打だった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)