【米大リーグ】エンゼルス-レンジャーズ(9月5日・日本時間6日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でレンジャーズ戦に先発出場。0-0で迎えた1回の第1打席は一塁への内野ゴロに倒れた。しかし、2-1からの5球目、抜けた80マイル(約129キロ)の変化球がすっぽ抜けて右の肩口へ。その瞬間、スタジアムに大谷の「オゥ!」という声が響いた。
きのうの試合、6回の第3打席に自身4試合ぶりとなる飛距離約130メートルの特大3ランを放つなど、4打数2安打、3打点、1得点でチームの勝利に貢献した大谷。ペレスが2戦で3発目となる41号を放ったこともあり、2試合連続の一発にファンの期待がかかる中、第1打席へ。
大谷本人はもちろん、ファンも肝を冷やした場面は5球目に訪れた。レンジャーズ先発左腕のハーンが投じた80マイルの変化球はすっぽ抜ける形となり、大谷の右の肩口へ一直線。これを仰け反るように間一髪かわした大谷が「オゥ!」と声を上げると、スタジアは一時騒然となった。
その後、一塁へのボテボテのゴロを放った大谷は、一塁手・ロウのタッチを掻い潜ろうと体をくの字にしたが避けきれず、一塁ゴロに倒れた。試合を中継したABEMAのファンからは「肩危なかった」「こわいこわい」など、驚きと安堵の声が寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)