【米大リーグ】パドレス0-4エンゼルス(9月7日・日本時間8日 サンディエゴ/ペトコ・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地で行われたパドレス戦の8回に代打で出場。二遊間への内野安打で3試合ぶりのヒットを記録した。打球を処理した相手セカンドのキム・ハソンは、ショートのクロネンワースとの連携でアウトを狙うも、大谷の俊足の前に一塁には送球できず。かつて中日ドラゴンズで鉄壁の二遊間を組んだ井端弘和と荒木雅博による「アライバ」コンビを彷彿させるプレーに、「オシャレ守備」「アライバいいね」といった反響が寄せられた。
DH制のないインターリーグの試合のため、ベンチスタートとなった大谷。息詰まる投手戦となった同ゲームの8回、エンゼルスが2点をリードした1死走者なしの場面で代打としての出番が巡ってきた。積極的に初球を叩くと、打球は二遊間を抜けようかという絶妙なゴロに。セカンドのキムが逆シングルで捕球するも、大谷の走力を考えると一塁への送球は間に合いそうにないタイミングだった。
するとキムはキャッチしたボールをグラブトスでクロネンワースに預け、一塁へ送球させようという連携プレーを披露。しかしクロネンワースが送球動作に入ったタイミングで大谷はすでにベースを駆け抜けており、一塁にボールが投げられることもなく内野安打が記録された。
ABEMAの実況を務めた加藤暁アナは「大谷も足が速いのでなかなかこれでも厳しいかな、というところですが。『アライバ』が見せたようなプレーをしようとしましたね」と中日を支えた鉄壁の二遊間コンビがかつて見せた伝説的な連携プレーに言及。視聴者からは大谷のヒットを喜ぶ声はもちろん、「オシャレ守備」「アライバいいね」「キムハソンうまい」「荒木井端の二遊間なら」「こんなふんわりじゃ間に合わん」「アライバみたいにはいかんよねw」など守備についても様々な感想が寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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