71球目の“完全崩れ”に「なぜだ!」球審の四球判定に好投手・スネルが不満を露わ スタジアムは大ブーイング
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【米大リーグ】パドレス0-4エンゼルス(9月7日・日本時間8日 サンディエゴ/ペトコ・パーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地で行われたパドレス戦に代打で出場。3試合ぶりのヒットとなる内野安打を放ち、チームも4対0で勝利した。同試合では、パドレスの先発左腕のブレイク・スネルが6回まで1人の走者も許さないパーフェクト・ピッチングを展開。しかし、7回先頭のフレッチャーを四球で歩かせ、完全試合が崩れるとマウンド上で球審の判定に対して不満を露わに。スタジアムからもブーイングが起こった。

【映像】問題の投球シーン

 スネルは前回登板の8月31日(日本時間1日)の試合でもヒットを1本も許さずに7回107球で降板しており、2試合合計で13イニングに渡ってノーヒットを継続。この日のエンゼルス戦は6回まで四死球やエラーなし、さらに球数もわずか66球と、回を追うごとに本拠地ペトコ・パークでは完全試合への期待が高まっていた。

 迎えた7回、先頭のフレッチャーを相手に3-1とカウントを悪くしたスネル。そして71球目の速球がわずかにインコースに外れ、パーフェクトの夢は四球で絶たれた。スネルはマウンド上で「なぜだ!」という仕草を見せるなど、ボール判定にショックを隠せず。観客からもジャッジに対するブーイングが起こり、スタジアムは一時騒然となった。

 完全試合がなくなったことで、大谷が所属するエンゼルス贔屓の日本のファンからも「やっちまったなー」「ガックシ」「誤審ではなさそう」「普通にボールだったけど不満そうやな」「四球で完全試合が終わるのは残念」と複雑そうなコメントが続出。その一方で「ここから崩れそう」「精神的にきとるはず」といった指摘も相次いでいた。

 そんな一部ファンの予想通り、スネルはノーヒットを継続したまま2死二・三塁のピンチを招くと、5番・アデルに2点タイムリーヒットを打たれて被安打1で2失点。完全試合やノーヒットノーランが達成できなかったばかりか、7回2失点の好投も報われず今季6敗目(7勝)を喫した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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「大谷もやられてる」相手選手が見逃し三振に“Why?” スタジアムブーイングに「審判見ないで行くとこうなる」ファンの反応様々 【ABEMA TIMES】
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【映像】問題の打席
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