【米大リーグ】アストロズ-エンゼルス(9月10日・日本時間11日 ヒューストン/ミニッツメイド・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場、投手として3回1/3で9安打6失点で降板し、試合前から期待されていた1918年のベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」は、持ち越しになった。ただ投打で活躍する大谷を支えようと、チームメイトも序盤からバックアップ。中でもセカンドを守るフレッチャーの頭脳プレーには称賛の声が相次いだ。
状況は2回無死一塁。1回には自ら先制弾を放っていた大谷だが、ア・リーグトップのチーム打率を誇るアストロズ打線に、序盤から苦しんでいた。走者を背負い続けるピッチングの中、アストロズの7番・ディアスの打球は、セカンドへのハーフライナー。これをフレッチャーは慌ててダイレクトキャッチには行かず、ショートバウンドさせてから捕球。一塁走者だったタッカーも、スタートを切ることができず、悠々と4-6-3のダブルプレーを成立させた。
してやったりのプレーだったが、フレッチャーは真顔のまま。ただ、ショートのメイフィールドは、この頭脳プレーにニコニコとした笑顔になった。この様子に中継していたABEMAのファンの間でも絶賛の嵐に。「上手い上手い」「ファインプレー」「フレッチの野球脳」「あえてライナーで取らない」「芸術さらっとやる」といったコメントが相次いでいた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)