【米大リーグ】アストロズ-エンゼルス(9月10日・日本時間11日 ヒューストン/ミニッツメイド・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が、その俊足のプレッシャーだけで相手投手をかき乱した。3回に迎えた第2打席で四球を選び出塁すると、さほど大きなリードを取っていないものの、アストロズの先発バルデスが大谷の足を警戒。ぎりぎりのタイミングで牽制を狙ったばっかりに、ボークをしてしまい苦笑いするシーンが生まれた。
大谷は両リーグトップとなる44本塁打を放ちながら、23個の盗塁を決めている俊足としても知られている。この試合は「2番・投手」で先発出場。登板時でも、チャンスと見れば盗塁を仕掛けてくるだけに、相手投手陣からすれば脅威そのものだ。
大谷は一塁ベースから数歩離れただけで、そこまで盗塁に積極的なリードには見えなかったが、左腕のバルデスはこれを警戒。右足をホーム側に踏み出したかどうか微妙なところで牽制球を投げ、大谷もあわやアウトかというタイミングだったが、これがボークの判定。バルデス自身は問題ないと思っていたのか、苦笑いを浮かべていた。
エンゼルスにとってはラッキーなプレーだったが、大谷の盗塁を見たかったファンとしてはちょっとがっかり。「盗塁阻止w」「大谷ピッチャーなのに警戒されすぎ」といったコメントが寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)