大谷翔平、“投手大谷”は4回途中KOで2敗目“打者大谷”は44号ソロ 二刀流では18試合目で今季初黒星
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【米大リーグ】アストロズ10-5エンゼルス(9月10日・日本時間11日 ヒューストン/ミニッツメイド・パーク)

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 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場、投手としては3回1/3を投げ9安打6失点とKOされ、5月28日(同29日)のアスレチックス戦以来、約3カ月半ぶりに2敗目(9勝)を喫した。一方、打者としては1回の第1打席に両リーグトップを守る44号ソロ。投打二刀流での出場としては、この日が18試合目だったが、今季初黒星を喫することとなった。

 “投手大谷”と“打者大谷”で、はっきりと明暗が分かれる試合となった。先に結果を出したのは“打者大谷”。1回1死からの第1打席で、フルカウントからインコース寄りに入ってきたボールをうまくさばきながら強振。打球速度185キロ、打球角度22度という弾丸ライナーをライトスタンドに叩き込んだ。ペレス(ロイヤルズ)、ゲレロJr.(ブルージェイズ)が42本と迫り、本塁打王争いが激化する中、一歩抜け出す貴重はホームランとなった。4試合ぶりの一発に、相手投手も警戒心を強めたか第2打席は四球、チャンスで回った第3打席は申告敬遠でそれぞれ一塁に歩いた。

 ただ“投手大谷”は序盤から苦しんだ。1回から毎回走者を背負うピッチングが続くと2対0とリードしていた3回に、3連続タイムリーを浴びて2対3と逆転を許すことに。4回にも味方打線の援護を受けて4対3と再逆転に成功したものの、直後のマウンドでピンチを招くと、アルトゥーベに同点タイムリーを浴びたところで降板。大谷が残した走者も、2番手のウォンツが打たれてことで生還。結果として6失点となり負け投手に。先発投手としての連勝も「8」でストップした。

 打者記録としては、2007年のアレックス・ロドリゲス以来、史上5人目となる50本塁打・20盗塁の「50-20」に近づいた大谷。史上初の「50-25」も十分に達成可能な数字だ。一方、投手としては自身初の2ケタ勝利に向けて、先発登板のチャンスはあと3回程度。「野球の神様」ベーブ・ルースの偉大な「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」という記録を達成できるかどうか。シーズン最終盤まで目が離せない。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

大谷翔平 注目の第1打席 ライトスタンドへ44号ソロHR
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大谷翔平 警戒され牽制されるも相手投手がボーク
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フレッチャーの好守備でダブルプレイ
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