【米大リーグ】アストロズ3-1エンゼルス(9月12日・日本時間13日 ヒューストン/ミニッツメイド・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手がアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場し、8回の第4打席にライトへのヒットを放った。これで4試合連続安打となった大谷だが、実況は「もはやヒットでは褒めてもらえない男」という視聴者コメントに注目。ゲレロJr.(ブルージェイズ)らとの激しい本塁打王争いの渦中にいることもあって、「ヒットも凄いんですけど、なぜかもう少し見たかったなと思ってしまう」とファン心理を代弁した。
四球、二ゴロ、一ゴロと第3打席までヒットがなかった大谷は、8回の第4打席、アストロズの3番手・グレーブマンのチェンジアップをライト前に運んで4試合連続安打を記録した。バッティング面での復調気配に多くのファンが「上手い」「抜けたー!」「おけおけ!」「良い投手からよく打った」と安堵する中、ABEMAの視聴者コメント欄には「もはやヒットでは褒めてもらえない男」という声も寄せられた。
今季ここまで44本塁打を放っている大谷への期待の大きさがあらためて伺える同コメントに、実況を担当していたDJケチャップ氏も反応。「ヒットも凄いんですけど、なぜかもう少し見たかったなと思ってしまう」と語り、常に最上級の結果を求められる境遇に同情的な見解を示した。
同日開催の試合ではゲレロJr.がオリオールズ戦で月間5本目となる44号ソロを放ち、ついに大谷と並ぶ1位タイに浮上。さらにペレス(ロイヤルズ)も2本差まで猛追しており、中には「ヒットじゃダメなんだ…」「大谷歩きを期待しまってる…ごめんね翔平」といったコメントも。シーズン終盤の煮詰まった状況も手伝って、タイトル獲得を願うファンの“ハードル”がこれまで以上に高くなっているのは間違いなさそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)