レアル退団後はベシクタシュを挟んで12年ぶりにポルトへ復帰
7日、ポルトガルのプリメイラ・リーガではベンフィカvsポルトのダービーが行われた。試合はスコアレスのままアディショナルタイムに突入したものの、ポルトDFのザイドゥ・サヌシが試合終了間際に劇的な決勝ゴールをゲット。0-1で勝利をおさめたポルトが勝ち点を88まで伸ばし、2シーズンぶりのリーグ優勝を決めた。
このゴールの起点となったのがポルトガル代表DFのペペだ。ベンフィカのコーナーキックを跳ね返したペペのヘディングからポルトのカウンターが発動。サヌシのゴールへと繋がっている。
ペペと言えばレアル・マドリード時代の活躍が最も有名な選手だろう。長年レアルの最後尾を支え続け、数々のタイトル獲得に貢献。その一方で、ラフプレイや乱闘によりカードをもらうことが多く、非難を浴びやすいことも特徴的な選手だ。
ペペは2019年冬にポルトへ加入。39歳の大ベテランながら、今季ここまでリーグ戦20試合にスタメン出場し、チームキャプテンも務めている。3月にはポルトガル代表のメンバーとして、勝てばW杯出場が決まる北マケドニア戦にも先発。2-0の完封勝利に貢献し、カタール行きを確定させた。
スペイン『AS』によれば、ペペとポルトの契約は2022-23シーズンまでとなっており、あと1年の契約を残している。何事もなければ40歳の大台に乗ってもポルトで活躍しているはずだ。30代最後の年を幸せなものにするためにも、まずは11月に開催されるカタールW杯での活躍を期待したい。