リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同点弾を挙げて逆転勝利に貢献した日本代表MF南野拓実に賛辞を送った。クラブ公式サイトが伝えている。

 プレミアリーグ第37節が17日に行われ、リヴァプールはアウェイでサウサンプトンと対戦。FAカップ決勝から中2日の影響もあり大幅なターンオーバーを敢行したリヴァプールは13分に先制を許したものの、27分に南野が同点弾を決めると、67分にはジョエル・マティプが勝ち越しゴールを奪い、2-1で逆転勝利を収めた。この結果、首位マンチェスター・Cとの勝ち点差「1」で最終節を迎えることとなった。

 クロップ監督は試合後、「9人の入れ替えをしたが、素晴らしいパフォーマンスだったと思う。もしうまくいかなかったら、1000パーセント私の責任だった」と振り返りつつ、「実はパフォーマンスにはとても満足していて、少し感動的でもあった」と選手たちのパフォーマンスを称賛した。

「正直なところ、選手たちはすごかった。ガレージにフェラーリを置いているようなもので、彼らを出場させればすぐにこのようなものを見せてくれる。ハーヴェイ(・エリオット)は最後にプレーしたのをいつか正確に覚えていないし、カーティス(・ジョーンズ)も時々しかプレーしていなく、リズムがない」

「南野拓実がもっとプレーしていないということは罪だ。オックスレイド(・チェンバレン)は素晴らしい状態にあるのにプレーさせることすらできなかった。これらのことは本当に選手たちにとっては厳しいものではあると思うが、今年ここまで起きていることはこのグループがあるからだ。これは並外れたことで、今夜彼らは再びそれを見せてくれた」