パラグアイ(2日:札幌)、ブラジル(6日:国立)、ガーナ(10日:神戸)、チリもしくはチュニジア(14日:吹田)との4連戦を控える日本代表は、30日から合宿をスタートさせた。

 初日は28日、29日に試合があった南野拓実(リヴァプール)、柴崎岳(レガネス)、菅原由勢(AZ)が合流できていないため、25名でスタート。左ふくらはぎに違和感があるという守田英正(サンタ・クララ)と、29日に明治安田生命J1リーグがあった上田綺世(鹿島アントラーズ)が室内でのトレーニングのみとなり、同じく29日にJ1があった権田修一(清水エスパルス)、長友佑都(FC東京)、谷口彰悟、山根視来(ともに川崎フロンターレ)はピッチに姿を見せたものの、ランニングのみの参加となった。また、プレミアリーグ最終節を太ももの負傷で欠場した冨安健洋は所属するアーセナル側との調整もあり、こちらも別メニュー。ピッチサイドを歩いたり、軽くジョギングするのみとなった。

 トレーニング中盤にはアクシデントが発生。ミニコートでの7vs7+フリーマンのゲームで、久保建英(マジョルカ)が接触プレーで負傷。左足首付近を痛めて、練習を途中で切り上げた。久保はホテルに戻り、メディカルスタッフのチェックを受けているとJFAの広報は説明している。

 残るメンバーはコンビネーションからのシュート練習やミニゲームを実施。約90分の練習を終えると、三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ)がピッチの縦幅を使ったシャトルランを数本、古橋亨梧(セルティック)はピッチをランニングで周回、伊東純也(ヘンク)と中山雄太(ズヴォレ)が1vs1の練習を続けるなど、各々がコンディションなどを確認して終えている。