森保一監督率いるサッカー日本代表は、FIFAワールドカップ・カタール大会でドイツ代表、スペイン代表、コスタリカ代表と対戦。優勝候補と同居しているだけにベスト16入りが難しいという声が上がっているが、海外では日本代表による番狂わせも予想されているようだ。
日本代表は今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022でパラグアイ代表、ブラジル代表、ガーナ代表、チュニジア代表と対戦。先月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2022ではアメリカ代表相手に2-0と勝利したほか、エクアドル戦では前半から防戦一方の展開となる中でも0-0で終えていた。
また11月1日にはカタールW杯の日本代表メンバー26名が決定。11月7日に現地入りすることが大会本部から発表されているほか、11月17日にはカナダ代表との強化試合に挑む。
アメリカメディア『achei USA』は今月21日、グループリーグEの行方を展望。日本代表について「日本代表は(ドイツ代表やスペイン代表といった)優勝候補に仕事を与えると約束する」と小見出しをうち「ドイツ代表とスペイン代表は、カタールW杯グループリーグで日本代表を倒すのに苦労しそうだ」
「ドイツ代表やスペイン代表にとって、勝利へのプレッシャーがかなりある。森保一監督はこの要素を利用し、日本代表がサプライズとなる可能性を浮上させたいと考えている」と、日本代表が大金星をあげるための条件に触れている。
これにくわえて「冨安健洋、鎌田大地、南野拓実、さらには遠藤航、久保建英といった興味深い選手がいる」と注目選手を列挙。「ドイツ代表やスペイン代表ほどリソースは多くないかもしれない。ただ、どんな相手にも頭を悩ませるだけのクオリティがあり、優勝候補が不調に陥った場合に勝つチャンスがある」とし、波乱演出の立役者になる可能性を秘めていると主張した。