日本代表のDF板倉滉(シャルケ)が6月1日、オンライン取材に対応。自身の去就について言及した。

 今季、マンチェスター・シティからのレンタルでシャルケに加入した板倉。チームの主力として守備を牽引し、シャルケのブンデスリーガ2部優勝と1年での1部復帰に大きく貢献した。

 しかしシャルケは、財政的な理由で買い取りオプションを行使できず、獲得を正式に断念。1年でチームを離れることが決定した板倉は、「やっぱり寂しいですよね」と率直な想いを語った。
 
「1年間、良いシーズンを送れて、もちろん僕個人としても、ブンデスリーガでまたみんなとやりたいという気持ちはあった。シャルケ側も『なんとかするから』とずっと言ってくれていた。ただこればかりはどうすることもできない。

 でもまずは感謝したいです。シャルケというビッグクラブでプレーするチャンスをもらえたこと。そこにはすごく感謝していますし、あと、しっかり1部に昇格して、(クラブを)出れるというところは、寂しいけどホッとしている。最低限の目標をみんなと達成できたのは嬉しいですね」

 そんな日本代表DFに対し、数多くの欧州クラブが興味を寄せているとの報道が連日されている。板倉は、「そういう話が出るのはすごく嬉しいこと。ただ僕個人としては、自分を欲しがってくれているチーム、必要としてくれるチームに行きたい。まだチームは決まっていないですけど、次に行ったところでまた自分を出して、試合に出れるようになりたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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