日本代表のDF吉田麻也(サンプドリア)が、今後のチームの課題に触れている。
最終予選で苦しみながらも7大会連続7度目のW杯出場を決めた日本代表。6月にはキリンカップをはじめ、ブラジル代表やパラグアイ代表との親善試合が予定されており、12月の本番に向けて選手たちにとっては大きなアピールの場となる。
森保ジャパンのキャプテンとして立場は安泰と思われる吉田だが、今回の代表活動で全力でアピールしていくと意気込み。また、W杯のグループステージでスペインやドイツといった強豪国と同居したことにも言及。守勢に回ると予想しながらも、攻撃面でのクオリティを高めなければならないと、チームの課題を述べている。
「9月が実質直前合宿のようになると思うので、今回が最後のアピールの場だと思っています。ピッチの上で自分を表現して、アピールして最終メンバーに残ることが1番のポイントだと思います」
「グループはドイツ、スペインと競合の中に入って、難しいグループになったというのが率直な意見です。守備的な戦いが求められると思いますが、チームとして道標を持つことが大事です。疲労度もプレッシャーも違うので、思っている以上に難しい試合になると思います」
「守備の時間が長くなると思うので、カウンターの質を高めないといけないかなと。カウンターだけじゃなく、疲労やプレッシャーがある中で、ボールを持つ時間帯も必要だと思います」
「ロシア大会のベルギー戦を見ても、守ってばかりでは厳しいと思います。1つでも2つでもボールを繋ぐことが大事になると思います」