日本代表DF吉田麻也(33)が自身の去就に言及した。

日本代表は30日からトレーニングキャンプをスタート。6月のキリンチャレンジカップ2022、キリンカップ2022で4試合を戦う準備を進めている。

31日にはパラグアイ代表戦に向けて試合開催地の札幌へと移動した日本代表。吉田はメディアのオンライン取材に応対した。

カタール・ワールドカップ(W杯)やパラグア代表戦に向けた話をする中、話題は自身の去就に向いた。

サンプドリアで3シーズン目を戦った吉田は、今シーズンもセリエAで26試合に出場し2ゴール3アシストを記録した。

しかし、今年1月に負傷して2カ月近く離脱したのち、パフォーマンスが上がらないこともあった吉田は、シーズン最終盤はベンチを温める日が続いていた。

また、今シーズン限りで契約が満了を迎えることからも、現地では退団するとの見方が強く、移籍先の候補も挙げられるなどしていた。

吉田は、W杯前の自身の去就については「良いところがあれば良いなと思っています」とコメント。しかし、現在は目の前の試合に集中するとした。

「6月14日までは代表で自分がしっかりと、ケガしてから半年は十分なプレー時間をもらえていないので、代表選手としての価値を示さないといけないです」

ブラジル代表戦などもある中、しっかりと日本代表の選手としてパフォーマンスを見せたいとした吉田。「その中でこの2週間で動きがあるかどうかは、エージェントに任せていますし、なるようになるでしょう」と、現時点では色々と考えていないことを明かした。

また「良い案があれば、みなさん教えてください笑」とメディアに冗談混じりで話すなど、代表活動を終えてからしっかり考えるようだ。