アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアがフィナリッシマ優勝の喜びに浸った。欧州サッカー連盟の公式サイト『UEFA.com』が報じている。
アルゼンチンは1日、イングランドのウェンブリー・スタジアムでコパ・アメリカ王者とユーロ王者の新たな大陸間によるカップ戦として、イタリア王者と対戦。フィナリッシマと冠された一戦を3-0の快勝で飾ってみせ、初代王者に輝いた。
今季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団した去就に注目が集まるなか、先発したディ・マリアも1点リードの前半アディショナルタイムに鮮やかなループシュートで追加点をマーク。試合後、心境を語っている。
「このタイトルを獲得できてすごく嬉しい。いつも寄り添ってくれる家族や、今日の試合に来てくれたすべての人に捧ぐよ」
ユーロ王者をも圧倒したアルゼンチンはこれで連続無敗を32試合(21勝11分け)に。今年11月に迫るカタール・ワールドカップ(W杯)でも期待が高まるが、ディ・マリアによれば、チームも良い流れを感じているようだ。
「コパ・アメリカが終わってからすべてが変わった。背負うものを降ろして、今はプレーを楽しめているんだ」
「楽しい時間を過ごし、物事もより簡単になっている。興奮しているよ。でも、常に地に足をつけないとね」