CDサンタ・クララ所属のMF守田英正(27)は日本代表の活動に参加する一方、スポルティングCPへの完全移籍が確実となっている。その中、ポルトガル紙『レコルド』が同選手の今後の予定を紹介した。
守田英正は昨年1月、明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。CDサンタ・クララで主力選手として活躍する中、スュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェなど複数クラブからの関心が伝えられていた。
スポルティングCPは同選手の獲得にむけて、今年3月からCDサンタ・クララとの交渉を開始。先月下旬に「移籍金380万ユーロ(約5億1000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)」という条件でクラブ間合意と伝えられている。
また、選手サイドとは年俸50万ユーロ(約6800万円)の4年契約を結ぶことで合意したほか、一部のポルトガル国内メディアは4500万ユーロ(約61億4000万円)の契約解除条項が設定されたと報じている。
そんな守田英正の予定について、『レコルド』は「モリタは国際親善試合に臨んでいるため、数日間の休暇が与えられる。しかし、彼は休暇期間を短縮するようだ」と報道。2022/23シーズンにむけての始動日である今月27日にスポルティングCPへの合流を予定しているという。ただ、ポルトガルの到着時期については「今月中旬」と伝えており、今のところ日本代表の活動に影響はないものとみられる。
なお、守田英正は左ふくらはぎに不安を抱えていることから、日本代表合流後は別メニューで調整。今月2日のキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦を欠場していた。