明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディに所属するGKマテウス・ヴィドット(29)が、ブラジル代表に追加招集された。3日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
ブラジル代表のゴールキーパー陣では、マンチェスター・シティ所属GKエデルソン(28)が韓国戦2日前のトレーニングで負傷し、戦線離脱。リバプール所属GKアリソン(29)も先月28日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝を戦ったばかりであり、韓国到着後はリカバリートレーニングを行っていた。
その中、今月2日の国際親善試合・韓国戦では、ブラジル1部パルメイラス所属のGKウェヴェルトン(34)が先発出場。1失点を喫したものの、チームの勝利に貢献していた。
ブラジル代表一行は3日、成田空港に到着。6日に国立競技場で日本代表と対戦するが、エデルソンの離脱に伴いマテウスを急きょ招集。同選手は4日から日本国内でのトレーニングに参加することから、今月5日に明治安田生命J2リーグ第20節・横浜FC戦の欠場が確定している。
また、『グローボ』は日本戦でアリソンの先発出場を予想。日本代表の森保一監督がFW南野拓実(27)を先発起用するとなれば、リバプールのチームメイト同士がゴール前で激突することになる。
なお、マテウスはU20ブラジル代表で4試合に出場しているほか、2013年4月6日の国際親善試合・ボリビア戦で当時わずか19歳ながらもA代表初招集。ただ、それ以降はA代表でメンバー入りすることがなかった。