明治安田生命J1リーグの柏レイソルに所属する韓国代表GKキム・スンギュ(31)は2日、国際親善試合・ブラジル戦でフル出場。5失点を喫したにもかかわらず、南米メディアから高評価を受けている。
韓国代表は7分にFWリシャリルソン(25)に先制ゴールを許したものの、31分に元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ(29)のゴールで同点に追いつく。ただ、FWネイマール(30)のPK2発でリードを奪われると、終盤にはMFフィリペ・コウチーニョ(29)やFWガブリエウ・ジェズス(25)にゴールネットを揺らされ、1-5で敗れていた。
それでもキム・スンギュは、シュート25本を浴びる中でも好セーブを連発。パラグアイ紙『ABC Color』も「韓国対ブラジルでは、ブラジルの方がはるかに優れていた」と前置きをした上で、「キム・スンギュは好パフォーマンスを披露し、ブラジルの追加点を防いだ」と同選手のパフォーマンスに及第点以上の評価を与えている。
韓国代表はこの後、今月6日にチリ戦、10日にパラグアイ戦を控えているほか、14日にはエジプト代表と激突する。FIFAランキング1位のブラジル代表相手に実力の差を見せつけられたとはいえ、一定の収穫はあったかもしれない。