4日、キリンチャレンジカップ2022で日本代表と対戦するブラジル代表が、来日後初のグラウンドでの練習を行った。
ネイマールやダニエウ・アウヴェスら全26名がピッチに。エデルソン離脱に伴い、トレーニングパートナーとして急きょ招集となった東京ヴェルディGKマテウスも参加している。
選手たちは笑顔も時折見せながら、フィールドプレイヤー全員が1つのグループでセンターサークルを使った鳥かご、3つのグループに分かれて狭いスペースでの鳥かごなどを実施。
30分ほど体を温めると、2チームに分かれてのトレーニングへと移る。チッチ監督が指導する主力組と見られるメンバーはアリソン、ダニエウ・アウヴェス、マルキーニョス、チアゴ・シウヴァ、ギリェルメ・アラーナ、フレッジ、カゼミロ、ラフィーニャ、ヴィニシウス・ジュニオール、ルーカス・パケタ、ネイマールの11名に加え、エデル・ミリトンがD・アウヴェス、T・シウヴァと時折交代しながら参加した。
主力組は主に守備に練習時間を割く。4-4-2で並び、相手GKからのロングボールを回収してからの動きや、敵陣で素早くサイドバックの裏を狙う形を確認する。また、CK、FKの守備に時間をかけ、相手がニアに走り込む形や、ショートコーナーを想定して、ワンプレーずつ丁寧に進めた。
30分以上、確認を行うと、主力組はクールダウンに入り、ネイマールもロッカールームへ。チッチ監督は、シュート練習や同じくセットプレーの守備確認をしていた残りのメンバーへの指導をはじめ、同様にGKからのリスタートへのプレッシングのかけ方を確認している。
練習開始から約90分が経過したところで、韓国戦で先発だったフィールドプレイヤーを除いた選手たちでミニゲームを実施。ピッチの約3分の1を使って、30分ほど汗を流した。