6月6日に日本代表とキリンチャレンジカップを戦うブラジル代表が5日、国立競技場で前日トレーニングを実施した。
冒頭15分のみのメディア公開だったが、セレソンのメンバーは元気な様子。ヴィニシウス・ジュニオール、ルーカス・パケタ、ラフィーニャ、フィリッペ・コウチーニョ、カゼミーロ、ダニエウ・アウベス、マルキーニョス、チアゴ・シウバ、アリソンなどの豪華メンバーが、パス回しやダッシュなどの練習をこなした。
選手たちはリラックスした表情で笑顔も見せ、時おり大きな笑い声もスタジアムに響いた。
また、右足首の怪我を抱えている伝えられるネイマールも参加。他のメンバーと同様のメニューを消化しており、日本戦の出場は問題なさそうだ。
6月2日には韓国代表を5―1で撃破したブラジル代表は、カタール・ワールドカップで優勝候補の一角にも挙がる世界トップレベルの相手。日本代表にとってはワールドカップに向けた重要なテストマッチとなる。
森保一監督が同日の記者会見で、「私は試合を楽しみにしているし、日本のサッカーファミリーの皆さんは同じだと思う。普段、サッカーをあまり見ない方々にも見ていただける試合になるはずなので、全力でぶつかっていきたい」と語った注目のゲームは、6月6日の19時30分にキックオフされる。
取材・文●白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)