現地時間6月5日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のプレーオフ(パスA)決勝で、ウェールズ代表がカーディフにウクライナ代表を迎え、1-0で勝利。実に64年ぶりの本大会出場を決めた。

 この試合で決勝点を演出したのが、キャプテンのガレス・ベイルだ。34分、鋭いFKを送り込み、アンドリ―・ヤルモレンコのオウンゴールを誘発してみせた。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、喜びを爆発させたエースは試合後、『SKY SPORTS』のフラッシュインタビューで次のようにコメントした。
 
「ウェールズのサッカー史上最高の結果だ。ワールドカップに行くんだ!夢がなんだったのか、これがすべてを意味している。僕が最初に代表に来て以来、僕たちはこれに向かって取り組んできたんだ。今どのように感じているかを言葉で説明することなんてできないよ」

 興奮気味にそう語ったベイルは、「引退する計画を延期するか?」と尋ねられ、こう答えている。

「たぶん、少しだけ!」

 このカタール・ワールドカップが32歳のアタッカーの最後のビッグトーナメントとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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