FIFAランク1位の強豪と接戦に持ち込んだ日本代表に、中国のメディアが驚いている。

 日本代表は6月6日に国立競技場で行なわれたキリンチャレンジカップ2022で、ブラジル代表と対戦。再三ピンチを作られながらも、GK権田修一が好セーブを連発するなど何とか持ちこたえていたが、77分に遠藤航が献上したPKをネイマールに決められ、0-1で敗れた。

 この結果を受け、中国のポータルサイト『捜狐』は、「日本の戦術が成功した」と称賛。「ブラジル対日本、これは南米とアジアで最高レベルの対決だ」と切り出し、健闘をこう称えている。
 
「ブラジルは21本のシュートを放ち、日本は枠内シュート0本だった。だが、ボールポゼッションは47%を維持した。スコアは0-1。日本の強さは言うまでもなく、アジアのトップが持つべき強さとレベルを示した」

 記事は、「フレンドリーマッチだったが、ネイマールが何度も素晴らしいパフォーマンスをしているのを見れば、彼がこの試合に真剣に臨んでいたのが分かる。ゼロに抑え込もうとした森保一監督の戦術は成功だった」と綴け、こう締めくくっている。

「中国のサッカーはまだまだ先が長い。現実に戻ると、我々と日本や韓国との差はますます大きくなっていると言わざるを得ない」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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