日本代表MF鎌田大地(25)は、今季限りでのアイントラハト・フランクフルト退団が噂されている。その中、フランクフルトの幹部が鎌田大地を含む3選手の去就に再び言及した。

 鎌田大地は2021/22シーズンのブンデスリーガでほぼ全試合に先発出場。UEFAヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦の追加点アシスト、準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦の決勝ゴールなど、大舞台での勝負強さを発揮。先月18日の決勝・レンジャーズ戦でもフル出場し、中心選手として優勝に大きく貢献していた。

 そんな鎌田大地とフランクフルトの契約期間は来年6月までとなっているが、すでにトッテナム・ホットスパーやセビージャからの関心が伝えられているほか、EL数試合で複数クラブのスカウト陣が視察に訪れたとみられている。ただ、ドイツメディア『シュポルト1』は今月1日の時点で鎌田大地にオファーは届いていないと主張している。

 一方、選手本人は日本代表チームでの活動中に「フランクフルト以上を探すのはより一層難しくなる」とコメント。今後届くオファー次第ではあるものの、フランクフルト残留も視野に入れていることを明かしていた。

 その中、フランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)はドイツ紙『ビルト』のインタビューに対応。来年6月で契約満了を迎える鎌田大地、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(29)、フランス人DFエヴァン・ヌディカ(22)の去就について質問されると「経済的な条件が整えば選手を放出するのが我々の考えなので、原則的に慰留するつもりはない。たとえ、重要な選手や人材を失うことが痛手であってもだ」とコメント。適切なオファーが届き次第、放出に踏み切る姿勢を鮮明に打ち出した。

 なお、鎌田大地は2日のキリンチャレンジカップ2022・パラグアイ戦で1ゴール1アシストをマーク。6日のブラジル戦でも後半キックオフからピッチに立っていた。FIFAワールドカップ・カタール大会の代表メンバー入りが濃厚とみられる中、今後具体的なオファーが届くのか注目が集まる。