日本代表は10日、キリンカップサッカー2022準決勝でガーナ代表と対戦し、4-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽日本代表採点
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
川島永嗣 5.5
失点のシーンは味方がブラインドとなり反応に遅れたか。致し方ない失点に。
DF
山根視来 5.5
見事な攻撃参加からゴールを挙げるも、痛恨の判断ミスで失点の原因に。
(→中山雄太 -)
谷口彰悟 6.0
体格差で劣る相手だったが、ロングボールを黙々と跳ね返し、ポストプレーも簡単には許さなかった。
吉田麻也 5.5
屈強な相手にも当たり負けしない守備力を披露。正確なロングキックによるチャンスメイクも光ったが、問題が発生したか、ハーフタイムで交代。
(→板倉滉 6.0)
キャプテンに代わって後半から出場したが、アフリカ人選手に対してミスもなく頼もしいパフォーマンス。
伊藤洋輝 6.5
本職をセンターバックとするだけあり、流石の対人守備で左サイドをシャットアウト。積極的な攻撃参加によるシュートシーンもあった。
MF
遠藤航 6.5
ブンデス2年連続のデュエル王の肩書を遺憾無く披露。セカンドボールの回収率も相変わらず高かった。
(→田中碧 5.5)
遠藤に代わってしっかり守備で対応。攻撃にも所々アクセントを加えた。
柴崎岳 5.5
積極的な攻撃参加が目立った試合に。守備の強度も高く、縁の下の力持ち的な活躍となった。
久保建英 6.0
個人での打開は見られなかったものの、堂安とのコンビネーションは健在。待ち望んだ代表初ゴールで快勝を飾った。
三笘薫 7.0
もはや日本の攻撃に欠かせない選手となった三笘。持ち味を全面に生かしたプレーで1ゴール1アシスト。
(→南野拓実 5.5)
見せ場を作るには少し時間が足りなかったか。
堂安律 6.5
序盤から積極的にシュートを狙い猛アピール。ゴールはならなかったが、周囲との連携からいくつもチャンスメイクした。
(→伊東純也 6.0)
途中出場ながら自慢のスピードを生かして1アシスト。カタールに向けて地位は安泰か。
FW
上田綺世 5.0
ゴールに絡みたいという姿勢は見て取れたが、なかなか決定的な仕事はできず。それでも要所で高さを生かして光るプレーがあった。
(→前田大然 6.5)
途中出場から代表初ゴール。監督へのアピールに成功した。
監督
森保一 6.0
カタール・ワールドカップにも出場するアフリカの強豪相手に4得点。ただ、日本の位置を図りかねる相手なだけに喜びすぎるのは禁物か。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
三笘薫(日本代表)
1ゴール1アシストのウインガーがMOM。以前は切り札的な存在だったが、試合を重ねるにつれレギュラーに近づいている印象だ。