スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は、カタール・ワールドカップ(W杯)の本命2チームの名前を挙げている。スペイン『ESPN』が伝えている。
今年11月に開催されるカタールW杯では大会連覇を狙うフランスを始め、ベルギーやドイツ、ポルトガルといったヨーロッパの強豪国が優勝候補に挙がる。
ヨーロッパ以外では近年優勝から遠ざかっているものの、W杯予選で安定した成績を残し、多くのビッグタレントを擁するブラジルとアルゼンチンの南米2強が同じく有力候補に。とりわけ、コパ・アメリカ王者のアルゼンチンは、先日に行われたユーロ王者のイタリアとのフィナリッシマで3-0の完勝を収め、優勝オッズも高まってきている。
そういった中、スペインを率いるルイス・エンリケ監督はUEFAネーションズリーグのチェコ代表戦を前にした公式会見の場で、南米2強をより評価していることを明かした。
「アルゼンチンとブラジルは他の代表チームよりかなり上だと見ている」
「他よりかなり上だ」
一方、ここまでのUEFAネーションズリーグで1勝2分けといまひとつ結果が出ていないラ・ロハの現状に関しては、3戦未勝利の前回王者フランスを引き合いに出し、ヨーロッパの戦いの難しさを主張している。
「もし我々が全ての試合に勝ち、対戦相手を打ち負かすことを期待しているなら、そういった人々は現代フットボールを何も知らない」
「ワールドカップ王者で、ネーションズリーグ優勝のフランスを見てみろ」