イングランド代表MFメイソン・マウントが無得点の悔しさを語った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。

UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-2023でハンガリー代表、ドイツ代表、イタリア代表からなるリーグA・グループ3に属するイングランド。開幕から2戦未勝利でわずか1ゴールと攻撃面が振るわないなか、11日の第3節でイタリアをウォルバーハンプトンに迎え撃った。

ユーロ2020決勝以来の顔合わせとあって、涙したイングランドからすればリベンジマッチにもなったが、この試合の攻撃陣は沈黙。一方で、守りはGKアーロン・ラムズデールが踏ん張ってイタリアの攻撃を無失点に抑え込み、0-0の引き分けで終了した。

初戦から3試合連続の先発となり、前節のドイツ戦と同様にトップ下としてプレーしたマウントは試合後、無得点で終えた悔しさを滲ませつつ、トレーニングの中で改善する必要があると語った。

「本当に悔しい。勝ちたいし、もっとチャンスを作りたいし、何よりゴールを決めたい。もっとうまくチャンスを活かせれば勝てたはずだよ。他にもいくつかチャンスはあった。これは見直すべき点だと思う。チャンスは作れていたから、もっとうまくやるべきだった。これからも頑張らないといけない」

「たまに今日みたいな難しい時期があるんだ。僕らにできるのはトレーニングに集中して励み、チャンスに目を向け、改善点を見出すことだけだ。そのための選手は揃っているし、僕らには才能もクオリティも備わっているんだ」

「僕は10番の役割を担っていたから、自由に動き回ってスペースを見つけ、中盤と攻撃陣を繋げることができた。自分のスペースを見つけてシュートを撃つことができたけど、GKが簡単に処理できるようなものばかりでうまくいかなかったんだ」

「もっと収穫のある試合だったと思うけど、難しいところだね。僕はパフォーマンスに満足していないよ。僕らは勝つために毎試合を戦っているんだ。ここまでの2試合で自分たちのやるべきことに自信を持つことができたけど、どちらもタフな試合だったよ」